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FX投資に付いて

FXの基本に付いて

FXの基本 FXと外貨預金

株、投資信託、不動産…いろいろな投資がある中、今、注目を集め取引量が増えているのがFX(外国為替証拠金取引)です。FXというのは、1998年に外為法が改正された事で生まれた取引です。それまで銀行にのみ許されていた外国為替の取引が、広く一般にも開放されたのです。「為替」「外貨」と聞くと、すぐに「外貨預金」のことが頭に浮かぶという方もおられるかも知れませんが外貨預金とFX(外国為替証拠金取引)は、似ているようでここまで違うのです。外貨預金の場合はたとえば100万円を×▽銀行の口座に預けますと、100万円分のドルを買う事が出来ます。つまり、日本にいながらドルの口座を持ち、値動きの変動を待つのですね。そうして、1ドル110円だったものが、無事、1ドル111円になりましたら、そこでドルを売ります。こうして差額の1ドル分(1%程度)の利益が生まれるという仕組みです。一方でFXの場合はまずB証券に5万円を預けます。すると、その5万円は担保として別に保管され、あなたには○○証券から「100万円の取引を行う権利」が与えられるのです。そうして、100万円の範囲内で、円とドルの売買を行う事が出来ます。つまり、外貨預金の貯蓄性は無いのですが投資法として非常に気軽に始められるシステムなのです。

FXの基本 差金決済とは

FXの差金決済での取引とはどんな取引なのでしょうか?外貨預金の場合は1万ドルを買おうとすると、1ドル110円の場合なら、110万円が必要になります。しかし、FXであれば、証拠金を5万円程度預けておきますと、1万ドル(110万円)の取引が可能になります。これは、前にも説明しましたとおり、FXが「売りと買いの差額(差金)しか決済しない」という特徴を持っているからです。例をあげましょう、5万円を預け、100万円分の信用取引口座を用意してもらい、その金額で5000ドルを勝ったとしましょう。(1ドル110円とすると、55万円分使った事になります)こうしてドルを買う事を「ドル円で、5000ドルの買いポジションを持つ」と言います。(「ドル円で」というのは、通貨の組み合わせです。ドルとユーロの組み合わせなどもあります。また、買いポジションというのは、「買っている状態」という意味です。現金で1万ドルを持っている訳ではないので、「買っている状態」と言います)この5000ドルの買いポジションを持った後、1ドルが112円になったとします。すると、5000ドル×112円=56万円です。持っている資産(買いポジション)が、ドル円の変動によって、1万円の利益を生みました。ここで満足してドルを売ることで、買いポジションを解除し、「56万円ー55万円=1万円」という、差額1万円が振り込まれるのです。

FXの基本 差金決済での損失

投資ですから、いつも上手く行くとは限りません。せっかく1ドル110円の時に買っても、その直後にドルが108円になったとします。この時の買いポジションは「108円×5000ドル」分ですから、54万円です。差額、1万円の損が出ています。あなたは5万円を預けています。この状態で1万円の損が出ていても、まだ5万円の預け金があるから投資は続けられる、これがFXの特徴とも言えるでしょう。FXを扱っている各会社では、それぞれ「最低でも維持しておかなければならない金額」という基準があります。例えばこの会社が、「最低3万円は預けてください」という基準を持っていた場合、あなたは今まだ「5万円ー1万円の損」で総資産4万円です。(最低額に達してないので取引はまだ可能)ここで1ドルが一気に106円になった場合。あなたの資産は「106円×5000ドル」で53万円となります。2万円の損により、あなたの資産が3万円ぴったりとなりました。あと1銭でも下がったら、そこで基準を割り込んでしまいますので、その金額で強制的に取引が決済されて損失が確定するという仕組みです。この場合は、ドルの買いから入っていますが、逆のパターンも可能です。ドルを先に売っておき、あとで買い戻すという「売り買いを逆にする」という事も、考え方は全く同じですね。FXでは差金決済という方法をとる事で、元手に対して大きな金額で取引を出来るだけでなく、ドルの売りから取引を始めたり、ユーロなどの違う通過でも取引が可能になるのです。

FXの基本 FXのメリット

FXをするメリットはいくつもありますが、何より小さな金額で始められることが最大のメリットでしょう。これは、預け入れたお金を「証拠金」として扱い、それを担保として、証券会社から大きな金額の取引を行う権利を得るというFXの仕組みから来るメリットです。実際の取引は、売買の損得のみを決済します(差金決済)から、失敗した分の損が、預け入れたお金の範囲内であれば、元手が少なくても大きな取引が出来るのです。例えば5万円を預けて、100万円の取引を行える状態になる事を、「レバレッジが20倍」と言います。要は「預けた金額の何倍まで取引可能か」という数字。これは各社さんによってまちまちですが、大体は101日あたりの値動きが2円以上もあるような日は稀です。手数料だけで損をしてしまう可能性が高いのが外貨預金です。この点で、FXならば一般的には1ドルあたり5銭前後の手数料ですから、手数料で損をする可能性が低くなります。倍から30倍程度でしょう。また、手数料の安さも大きな要素と言えるでしょう。外貨預金の場合、「仲値」と言われる、その日の朝10時のレートで取引が行われます。その時、ドルを買うなら仲値にプラス1円の金額となり、ドルを売るなら、仲値からマイナス1円の金額で決済されてしまいます。往復すると2円分の手数料が取られます。とくに取引が一日に何回も繰り返す場合にはこの差は大きくなるでしょう。

FXの基本 FXのメリットその2

FXを副業としてとらえている人には大きなメリットになると思うのがやはり24時間取引です。これは、会社で働きながら株投資などをした事のある方でしたら、どれほどありがたいか実感できるでしょう。もし夜の取引ができなければ、会社の上司に睨まれながら仕事中に為替のチェックをしてしまうことになるでしょう。FXは24時間開いていますので、例えば夜10時に帰宅したとしても、そんな遅い時間でさえ、リアルタイムに好きな時間まで取引が可能です。また、これは少し専門的なお話になりますが例えばベンチャー企業の株の売買などですと、流通している株の量が少ないですから、少しでも悪いニュースが出ると、売りが殺到して(しかも買い手がいないため)あなたが売り注文を出しても、決済されない事があります。(流動性リスク)FXの場合は、世界中の投資家が参加者ですから、市場の規模も世界一です。どんなに状況が急に動いていようと、「注文を出しているのに通らない」という事は起こりません。安全という意味で考えると、これも大切な理由の一つですね。もちろん、これは通貨と株式の取引を比較しているので具体的な比較をしていいものではないかも知れませんが、十分にメリットとして認識していいものでしょう。

FXの基本 FXにおけるリスク

FXが投資である以上、リスクが全く無いと言うような事はありえません。具体的にどう言ったリスクがあるのでしょうか?値段が動くからこそ、利益も出ますし損も出ます。それ自体は悪い事ではありません。FXの場合に気をつけないければならないのが、「レバレッジが効いている」という点です。例えば5万円を預けて100万円分の取引が出来るようになった場合。1ドル100円として、1万ドルを買ったとします。そうすると、ドルが110円から109円になった(1円動いた)だけで、あなたの資産は1万円減る事になるんですね。レバレッジをかける事で少ない元手で始められる反面、値動きの影響も大きくなってしまいます。株の投資では1円動いたくらいでは、利益にも損にもなりませんがFXでは1円動くと、それだけで利益も出ますし、損になる事もあります。株投資の感覚とはずいぶん違ってきますので、これは「小さな値動きをちゃんと見る」という癖をつけておきたいポイントです。また流動性リスクが少ないとはいえゼロではないという認識はしておくべきです。とくにこれはマイナーな通貨で取引している場合は注意が必要です。テロや事故・事件の影響で大きく市場が変化してしまう事は十分に考えておきましょう。

FXの基本 FXにおけるリスクその2

FXをする上でもっとも恐ろしいリスクはインターネット回線が使えなくなる事でしょう。サーバーやインターネットサービスプロバイダのメンテナンス・トラブルなどもそうですが、自分のミスでパソコンや取引端末が使えなくなるのが一番痛いでしょう。取引ができない間に為替が動いて大幅な損失がでる、すこし大げさに言いましたが可能性があるのは間違いありません。少なくとも取引をしたいタイミングから遅れてしまうという可能性はあります。こればかりはある程度覚悟をしておくしかないでしょうか。また、取引をしている証券会社が倒産してしまうというのもリスクですね。2005年の法改正のおかげで、危ない業者はかなり一掃されましたが、それでもゼロではありません。なるべくなら大手で安定した、歴史の長い会社で口座を開いておきたいところですね。一部のシステムリスク以外は、どれも普段から少し注意するだけでかなり避けられる事です。こういったリスクがある事をふまえた上で行動するのが理想です。日々、対策を打っておきましょう。取引通貨を選ぶ事も証券会社を選ぶ事も戦略の一つです、場合によっては取引口座を変える事なども十分に考えておきましょう。

FXの基本 スワップポイントとは

スワップポイントとは、取引を行った際の二つの通貨の間の「金利の差」です。例えば1ドルを100で、1万ドル分を買ったとしましょう。その買いポジションを翌営業日まで持ち越した場合。買ったドルには、(ドルを保有している訳ですから)その分の金利収入が入ります。そして逆に、円については、1万ドル分相当の100万円を、証券会社から借りている(実際に100万円を入金している訳ではないですから、「借りている」という状態になります)ため、その分の金利を支払う必要があります。その時々の通貨の金利にもよりますが、例えばドルが金利4%とすると、日本の金利は今の段階では、非常に低いですから、金利に差が出ます。高い方のドルを持っていますから、ドルの金利と日本円の金利との差を、毎日受け取る事が出来る。これがスワップポイントです。簡単に言うと金利の高い方の通貨を持っている場合、その金利の差額を毎日受け取る事が出来るという仕組みです。もちろんですが、逆の場合もあります。例えば、ドルの売りポジションを持っている場合、金利の高い方のドルを売って(借りて)、金利の低い円を持っているので、金利の差額を毎日支払う事になります。この差額ですが、金額としては金利の高いと言われている英国のポンドを持っている場合で
スワップポイントでの受け取りは、おおよそ1日あたり200円前後(2007年2月現在)となります。

FXの基本 スワップポイントの注意

スワップポイントでも損失が生まれる可能性についてはすでに説明しました。では具体的にほかに注意することなどはあるのでしょうか?スワップポイントは、二つの通貨の金利の差を利用するものです。つまり金利そのものが変わってしまうと、スワップポイントの収入も変わってきます。今の円は金利が低いですが、バブルの時期であれば、他の国より遥かに高い金利が付いていた時代もありました。金利というのは、長い目で見ていると、かなり変わっていくものなのです。つまり、今はドルと円でスワップポイント収入があるからと言って、これが永遠に続く訳ではありません。そして、もうひとつ注意する点があります、価格変動リスクです。例えばドルを買って、毎日スワップポイントを受け取っていたとしましょう。仮にスワップの収入が1日100円だったとすると、年間3万円を超える収入になりますよね。しかし、これは単に通貨を持っていただけの場合です。通貨のレートは毎日変わります。例えばあなたが1ドルを100円で買って持っていたとすると、急な円高になって1ドルが90円になってしまったら、もし1万ドルを持っていたとすると、10万円の損が出てしまいます。スワップにより3万円の収入があるけれども、価格変動で10万円の損が出るというような事態になってしまうのですね。(普通の人は10万の損失、と言うより円高になる前に対処すると思いますが…。)これらは確かにリスクではありますが、よく注意して今の金利や価格をちゃんと見ていれば、大損するような事はないでしょう。つまり、スワップポイントを期待して放置しているのではなく、しっかりと為替や金利などを注意しておくことが大切なのです。

FXの基本 株との違い

株とFXではかなり取引の特徴が変わります。株に比べると変動が緩やかと言う事や取引時間に制限があるかないかなど、あげていけばさまざまでしょう。まず、株式投資の場合は市場が開いている時間が決まっています。
つまり、リアルタイムで取引をするためには、会社を休むか休憩時間かにしか取引が出来ません。対して、FXの場合は24時間オープンですから、例えば会社から帰った後でも、リアルタイムの取引が出来るのです。市場の値動きや流動性という点で言えば、値動き(値段の動きの激しさ)は、株の方が遥かに上です。一年に倍になる事もあれば、半分以下になる事も株ならであの楽しさと言えます。FXにはそういった楽しみは内でしょう。FXは穏やかです。一年で倍になるという事も半分になるという事もまずないですが、レバレッジが株投資よりも遥かに効いていますので、小さな値動きでも大きな収益を取りに行く事が可能です。また、流動性で言えば、株投資よりも遥かに大きいですから、ストップ安やストップ高で取引が出来ない、というような事はまずありません。つまりFXでは値動きは激しくないために「5%」上がったら利益確定というような戦略ではまず確定できません。小さな値動きがある毎に、利益確定をしておきましょう。また手数料が安いですから、長期で保有するよりも、短期で少しずつ利益確定を繰り返すことで、安定した収益につなげていく事ができるでしょう。

FXの基本 ドル円が基本

外貨預金などでもそうですが、やはり基本的に初めての場合はアメリカドルから始めるのが基本のようです。FXでの場合はこれを「ドル円」と言います。ではなぜドル円なのか。それには、次の三つの理由があるんです。
1.ドルが世界の基軸通貨
2.情報量の多さ
3.取引量が多く安定している
取引を実際にする場合に一番安心できるのがドルでもあります。というのも、取引量が他の通貨に比べて桁違いに多いですから、そこに使われている金額(投資額)も半端なく大きくなります。取引量が多いという事は、ヘッジファンドのような大口の投資家(投機筋)が、意図的に値段を動かそうとしても、あまりに市場が大きすぎて動かせないんです。仕手が起きないという事は、それだけ今の価格が正当な数字で、誰かが意図的に動かしているものではないから、値動きも読みやすいということです。また世界的な動きからしてアメリカドルが世界の基軸通貨として認められているのは間違いないでしょう。そういった点からして情報量が多いと言うのもうなずけるかと思います。また、そういった点以外でも普通の人が一番なじみのある通貨と言えばやはり日本円以外ではアメリカドルが一番分かりやすく。イメージもつかみやすいのも間違いないでしょう。

FXの基本 ユーロのすすめ

ドル円の次に魅力的なのはユーロとアメリカドルの組み合わせ、ユーロドルです。この組み合わせだと日本円が入らない取引になりますがこれもFXならであの楽しみ方と言えるのではないでしょうか。ただし、初めてでいきなりユーロドルだとイメージがつかめないと思うのでドル円に飽きたら、というか慣れてきてから少しずつユーロドルにチャレンジしても遅くは無いと思います。ユーロとドルの取引量は、ドルと円の取引以上に量が多いですから安定感も抜群になります。また、ユーロは将来的にはドルと替わる通貨になると予想されていますから、今後ユーロがどんどん強くなっていくのは予想がつくでしょう。歴史のまだ浅いユーロですが参加している国の数が多く、力の強い国が多い。これが魅力の一つでもあります。また中東では、石油の決済通貨をドルからユーロへ切り替えるような動きも出ていますから、そうなるとこれからユーロの影響力がもっと強くなっていく事も予想できます。とくに、このユーロドルの場合だと日本円が間に入ってきませんから、円の動きが不安定な時などは、円をあえて外してユーロとドルで取引をすると、投資の成績も安定してくるでしょう。と言ったような形で戦略的に切り替えをはかるなどの方法も積極的に取り入れてはどうでしょうか。

FXの基本 高金利通貨

金利の高い通貨と(金利の安い)日本円の取引をする場合、それぞれの通貨の金利の差から、「スワップポイント」が発生します。具体例を出しましょう、○□国の金利が高く、日本円の金利の方が低いと、○□国の通貨を持っているだけでスワップによる収入が発生します。すると、金利の高い通貨へと資金が集まり、通貨上昇につながりそうに思いますが、実際の値動きは必ずしもその方向へは行きません。金利の高い国は、それだけ物の値段も上がります、これにより市場は違う方向に動く可能性があります。例えば。△国は金利ゼロ。□国は金利が10%としましょう。レートは△=□だったとします。すると、一本のペンの値段は、1△=1□となります。しかし、1年後に金利が付いた値段を考えてみますと同じペンなのに、△国ではペン一本が1△、□国ではペン一本が1.1□となります。□国の方が高くなってしまい、国際的な競争力が落ちています。つまり、△国が通貨高、□国が通貨安です。これにより、金利が高い通貨がずっと通貨高になる事は少なく、むしろ競争力が落ちて売られてしまう(通貨安になる)ケースが多く見られるのです。単純にスワップポイントでの収入以外に、こうした点を考えておく必要がありますのでご注意しましょう。

FXの基本 時間帯による差

FXは24時間取引可能とは言え、それは世界中のどこかしらの市場が動いているかで取引量の多い時間帯と少ない時間帯で差があります。一番多いのは、「ロンドン時間」と言われる、東京の夕方から深夜です。この時間帯は、EU全域の銀行が取引をしており、東京、香港、シンガポールも途中まで残っています。また、明け方にはニューヨークの銀行が途中から参加しますので、一番取引量の多い時間帯です。また、EU・アメリカの経済指標の発表などもこのあたりの時間帯に発表されることもあり、一番動きが大きいのもこの時間帯となります。逆に取引が少ないのが、東京の早朝でしょう。この時間帯は、ニューヨーク勢は既に帰宅しており、東京も本格的に参加する直前です。オーストラリアやNZのような、オセアニア系が取引の中心ですから、どうしても参加者が少なくなってしまいます。取引が少ないという事は、値動きも少ない上、大口の仕手筋にやられる可能性の高い時間帯でもあります。FXをする上で安定した取引をしたい方は、ぜひこの時間帯を避けるようにしたいものです。この時間帯をあえて取引する方はそうはいないとは思いますが、基本的には日本時間でのアフターファイブからが一番市場が活発なのですからその時間の動きを見てFXをするうえでえのコツを少しずつ覚えていければいいでしょう。

FXの基本 株価と通貨の関係

株と通貨の最も有名な関係は「株高=通貨高」です。FXをする上で重要な事なので覚えておきましょう。なぜこれが起こるかと言いますと。例えば日本で株が上がり続けていますと、海外の機関投資家が利益を求めて、日本株を買いにやってきます。基本的に日本株を買おうとしますと、日本の通貨(円)が必要になります。そのためにドルやポンドを円に換える(他国の通貨を売り、円を買う)事になりますので、自然と円高になっていきます。また、株が上昇しているという事は、産業全体が好調という事ですから自然と輸出が増え、その代金を換金するためにも「他国の通貨を売り、円を買い戻す」という動きが企業の中でも多くなります。こうした理由から、株高=通貨高 という法則が成り立つのです。かなり確率の高い方程式ではありますが、これが絶対という訳でもありません。日本で以前に起こった、「株高と円安の同時進行」が少し話題になりましたが、これはゼロ金利の影響で起こったレアなケースの一つともいえます。こうしたレアな事も起こる事がありますが、基本は「株高=通貨高」と覚えておいてOKでしょう。また確実にFXで成果をあげていきたければ、同時に以前のゼロ金利の時のような動きもある程度は想定して動くようにする事もすこし意識するべきでしょう。

FXの基本 債権と通貨の関係

債権と通貨の関係を見てみましょう。基本的には、株と同じような法則がここにもあります。この法則を使ってFXで成果をだすことは十分に可能でしょう。これは株価の時と違って、「債権安=通貨高」という形になります。その国の債権の価格が落ちるという事は、つまり少ない元手で高い金利が得られるという事ですから、その債権の金利が上がっているという事になるのです。今の外国為替市場では、特に「金利の高いところにお金が集まる」という傾向が日に日に強くなってきていますので、この傾向がよく見られます。単純に説明しますと。債権価格が下がる=金利が上がる=外国のお金が集まる=通貨高になるという流れがあると言うことです。ただし、これはあくまで短期的に見た話であって、長期的に見ると逆になるケースがよくあります。というのも。金利が高いという事は、長期的にはそれだけインフレ率も高い可能性がありますので競争力が落ちて、その分売られる可能性が高くなってくるんですね。長期的に見ますと、逆に「債権安=通貨安」になる場合もありますので、期間を区切って考えていく方が安全と言えるでしょう。この債権と通貨の関係や株価と通貨の関係をしっかり理解し着実にFXで利益を増やしていけると良いですね。

FXの基本 原油市場と通貨の関係

商品市場(商品先物など)と通貨との関係は、その国の資源や輸入依存度などと大きく関係してきます。中でも、石油はどの国へも影響が大きいため注目を浴びています。それぞれの国にとって原油市場と通貨との関係が変わってきます。世界で一番石油を使うアメリカは、原油高の悪影響を直接受けてしまいます。石油の価格が上がると、その分、産業全体でコストが上がって競争力が落ちてしまいますので、通貨は売られる方向へ向きます。アメリカが石油に対して必死な理由はこういうところにもあるのですね。日本は資源が国内でほとんど採れない国ですから、アメリカと同じように原油高の悪影響を受けてしまいます。基本的にはアメリカと同じように「原油高=競争力低下=通貨安」となります。また、日本は先進国の中でも相当にエネルギーの輸入依存度が高い(資源を他国から輸入しなければ生活できない)国ですから、石油以外の資源が高くなった場合も同じ状況になります。イギリスは産出量が少ないとはいえ、自国の近海で石油が採れますので、原油高になっても、他の国ほどの大きなダメージは受けません。原油価格の状況にもよりますが、あまりにも原油価格が高い場合は、他の国に比べて有利になり、通貨高になる可能性が高くなります。世界でトップテンに入る石油産出国であるカナダは、原油高で利益を得た国の一つです。基本的に石油や天然ガスを輸出する側の国ですから、原油価格が上がると利益も上がり、自然と国の景気がよくなり、通貨高となります。この点は先に上げた国と逆の状況になるのです。またオーストラリアも石油が自国で採れる国ですから、同じく原油高で景気がよくなる国の一つです。鉱物資源の多い国でもありますので、他の商品市場の上昇がそのまま景気の向上につながりやすい国の一つと言えるでしょう。原油ひとつを取ってみても、各国によって影響がまちまちです。原油以外の資源についても同じように各国の状況が変わってきますので、普段のニュースの他に、各国の資源の状況なども事前に調べておくと後々有利になりますから、常日頃から海外の様子を見ておく事が大切です。

FXの基本 仲値の設定時間を狙う

日本国内で物を作り、海外へ輸出する場合は商品の代金を外貨で受け取る事になります。この外貨のままでは日本国内で使えませんので、必ず外貨を日本円に変える必要があります。そこで各銀行が、朝10時ごろのインターバンク市場の取引相場の水準を基に決める対顧客レートがあります。原則当日中は変動しないものとして銀行は窓口業務を行うものです。それが、「仲値」と呼ばれる値段です。その時、普通の企業では、どのタイミングで外貨を円に変えるのか。これは通常、東京の午前10時の時点の値段で決済が行われます。そのため、時間的な目で見ますと東京の午前10時(仲値時間)の取引は、例え相場の動きがあまりよくなかったとしても、それとは全く関係なく、為替取引が行われることになります。特に、5や10のつく日や月末は、それぞれの企業の決済日になる事が多いですので、5、10、月末などの日には仲値時間(午前10時)の取引が一気に膨らむ傾向があります。取引量が多い時間帯でトレードしたいという場合は、ぜひとも覚えておきたい法則でしょう。もちろん、これ以外にも多くの要素で状況が変わるものですから、海外の市場の開いている時間をメインに進めていく方法もまた戦略上はあり得るかもしれません。

FXの基本 時間帯ごとのキーポイント

FXの相場は基本的に24時間オープンではありますが、その24時間の中でも、キーになる時間帯というのが、幾つか存在します。今回はそれを個別に解説したいと思います。まずは午前9時55分です。この時間は、東京の銀行の「仲値」が決定される時間です。(仲値とは、銀行の窓口で両替を行う際に基準となるレート、先に説明した通りです)それほど額の大きくない(回数も多くない)輸入などで使われるレートとなりますので基本的にはこのレートでの、ドル買い円売りが多くなります。特に5、10の付く日や月末はこの時間帯でドルが買われる傾向が強くなります。次が午後3時です。これは、東京で行われているオプション取引の期限となる時間です。ある価格が付くと、オプションの権利が消滅する、というような取引が多い場合、その価格直前で値動きが止まる方向へ圧力がかかる事があります。逆に3時を過ぎると、止まっていた価格が一気に動き出す可能性もあります。そして午後9時半、アメリカが冬時間採用時は午後10時半になります。この時間帯は、アメリカで主な経済指標が発表される時間帯ですので、ニュースによる値動きが一気に起こる可能性があります。ニューヨークで取引されているオプション取引の行使期限の時間帯、日本時間での午後11時です。特徴は東京でのオプション取引の期限と同じです。ただしニューヨークの取引は、東京の取引よりも量が多くなる傾向があり、東京よりも一層注意が必要です。そして深夜0時ロンドンフィックスと呼ばれる、投資信託などに使われるレートが決まる時間帯です。クロス円の取引が多いと言われており、この時間帯での買い注文が多く発生する可能性があります。このように、FXにおける重要な時間は24時間の間にいくつかあり、その時間の動きをしっかり把握する事でFXでの成果を着実にあげていけるでしょう。

FXの基本 季節ごとの動き

季節によって、ある程度の動きと言うのは決まってきます。その世界的な動きを把握してFXでの取引にも活用する事ができるでしょう。

2・3月
この時期は、円を買う動きが目立ってきます。これは、3月末の決算に向けて日本企業がドルを円に戻す作業が行われるためです。

4・5月
3月末の決算を終えた後は、企業の新規取引が増えてきます。
機関投資家の資金も積極的に入ってくる時期ですので、一般的にはドル買いが強くなると言われています。

8月
お盆休みで取引が減ってきます。海外のディーラー達も夏期休暇に入るため、取引量が少なく、その分値動きも少なくなる傾向があるようです。

11月
欧米の企業が決算に向けて、円などの外貨を売り、自国の通貨を買い戻す動きが始まります。
クリスマス前に会計作業を終わらせるために、11月下旬あたりからこういった動きの始まる傾向があります。

12月
盆休み以上に取引量が減ってきます。海外ではクリスマス休暇が多く、機関投資家なども取引を減らしてきます。また、海外の企業では決算前に大きな動きが起きるのを嫌いますので、基本的に値動きの少ない季節となる傾向があります。

もちろんこれ以外にも事件や事故、ニュースなどからの影響も通貨取引に表れる場合があります。そのため、これだけを鵜呑にしてFXに挑戦するのは危険ですが。こういった流れが一年間にあるのだなと言う事は認識しておきましょう。

このような動きを把握してFXに役立てましょう。ただし、こういった動きはおおまかな事で毎年同じとは限らない上に事件や、その年々の出来事で変わってきます。毎回あくまで鵜呑にしすぎて失敗しないようにする事もFXをする上で大切でしょう。

FXの基本 FXをする時に気になる経済指標

FXをはじめとして、ファンダメンタル分析には欠かせない、経済指標。経済指標というのは、そもそもは経済の状況を構成するもの(物価、金利、景気、貿易など)を数字で表したものです。経済指標の大半は、政府や公的機関が作成して発表するものですから、民間のものよりも正確性が高いのもポイントです。これらの経済指標は、数え始めると幾らでも出てきますので、全てを把握する事は実質的には難しいでしょう。また、為替とはあまり関係のない指標も多いですから、FXトレードをする場合は、幾つかの大切な指標だけを押さえて投資する事が重要です。

米ドルに関わる指標
・非農業部門雇用者数(NFP)
農業以外の分野での労働者の増減を表したものです。
・ISM製造業景気指数
米国供給管理協会(ISM)が発表している、企業の景況感を表す指標です。

ユーロに関わる指標
・Ifo景気指標
ユーロ圏の中心である、ドイツの企業を対象にして調査した、ドイツ経済の重要な指標です。
・ZEW景況感指数
同じく、ドイツの景況感を調査した指標です。Ifoとは違い、民間のアナリストや機関投資家を対象にして調査したものです。

日本円に関わる指標
・日銀短観
結構有名な指標ですよね。日銀が企業を対象に調査した指標で、景気動向に重要な影響を与えます。
・鉱工業生産
鉱業や製造業に関わる企業の稼動状況を表す指標です。

英国ポンドに関わる指標
・HICP
イギリスのインフレターゲットの対象のことです。

これらの経済指標はネットや新聞でチェックする事が可能です。それらを有効に活用しFXに役立てていきましょう。

FXの基本 原数値

FXする上でいろいろなデータを見ていく事になると思います。データに全く調整をかけていない、生データのことです。ある意味で一番正確なデータではあるのですが、過去との比較を考えると、ちょっとわかりにくい数値でもあります。例えば物価を個別に見た場合。プラズマテレビが1台20万円で、ペン1本が100円だったとしましょう。もしも、翌月に物価が急上昇して、プラズマテレビの値段が22万円でペンが110円になったとしますと、原数値で言えば、テレビは+2万円。ペンは+10円。それぞれ1割増しですが、この「1割」という数字は原数値では出てきません。単純に「+2万」と「+10円」という表示しかされません。これだけ見ると、プラズマテレビがすごい値上がりをしたように見えてしまいますが、実際にはどちらも+10%です。こういう表示の仕方をしますので、比較にはあまり向いていない数字とも言えるでしょう。もちろん、そういった事を自分で把握できるのであればこの原数値も十分FXに役立てる事ができるでしょう。また原数値以外の数値やデータを多く見ていく事になるでしょう。そういったものと一緒に参考程度にみると良いのではないでしょうか?

FXの基本 指数と季節調整値

指数はデータの数字の比較をするための表示方法です。原数値と同じ例で言えば、プラズマテレビもペンも「+10%」と表示されるので分かりやすいでしょう。元の数字は見えませんが、過去との比較をする時にとても役立つ表示方法です。外国為替取引では、過去との比較が重要になってきますので、この表示方法の数字を見る事が多くなるでしょう。基本的には昔の基準点となる数字があり、それに対して「+何%」「-何%」というような表示方法をしています。一方、季節調整値は若干わかりづらいかもしれません。例えば、チョコレートやビールのように、ある季節だけバカ売れし、それ以外の季節はあまり売れないような商品があります。こういうものの場合、例えば2月のチョコレートの売上が前月の倍になっているからと言って、チョコレートの市場そのものが2倍に成長した訳ではありません。単に生活習慣の上で、この時期だけ増えているのであって、市場(マーケット)そのものが大きくなったかどうかはわかりません。これを、ある統計手法を使って調整し、季節の影響を無しにして、実際に市場が大きくなったのか小さくなったのかを測定した数字が「季節調整値」です。これは理解しておくと便利なもので、季節による影響を無しにして見られるので、ブレが少ない数字が見やすいのです。なじみの無い言葉ですが、FXで冷静なトレードをするときにはほぼ必ず必要になる方式ですので、ぜひとも覚えておきたいものです。

FXの基本 各国の金利とFX

FXでは経済指標をチェックする事が成功のキーポイントになります。経済指標を見ていく上で、重要な数字となるのが「金利」です。金利というのは借金をした時に支払うコストや、お金を貸した(預けた)時に受け取る利息の事を言います。普段、銀行に行きますと、「利息何%」というのが表示されています。これも金利の一つです。金利が高くなると、ただ預けているだけでお金が増えますので、皆がこぞってその高い金利のところへお金を預けます。これは銀行だけではなく、外貨でも同じ事です。例えば、ポンドの金利が他の通貨よりもダントツに高くなった場合、世界中の投資家が、ポンドを買いに(預けに)やってくるのですね。「金利が上がると、通貨高になる」という法則は、こういう理由で起こります。こうした金利を調べる数字としては、各国の「政策金利」があります。政策金利とは、各国の中央銀行が設定する金利の事で、銀行預金や貸出金利、国債の利回りなどの、全ての金利に影響を与える、大元の数字です。日本の場合は「無担保コールレート」と呼ばれる数字を言います。もちろんこれは、FXをしていても非常に重要なポイントです。各国の政策金利を知っていると、FXトレードの時に有利になりますので、日々しっかりとチェックをお忘れなく。

FXの基本 GDPと景況感調査

FXで重要な指標。金利と同じく重要なものが「GDP」と「景況感調査」です。この二つは、基本的には「その国の景気が良いか悪いか」を表す指標です。GDPというのは、国内で生産された物やサービスの価値の合計を表す数字で、GDPが増えているという事は、「その国が成長している」という意味になります。数値の増え方が遅いような場合は、その国があまり成長せずに滞っているという意味です。このGDPを見る事でどの国の通貨が良くなってくるかも見る事ができるでしょう。ただし、GDPは毎月発表されるようなものではなく、四半期(3ヶ月)ごとに発表される数値です。また、発表されるタイミングも遅く、大体は翌々月の中旬ごろになります。(1~3月のGDPは5月中旬の発表になります)こうした発表の遅さもあってか、最近は「景況感調査」の方が注目を浴びているケースも増えてきています。ではその景況感調査とはどのようなものでしょう。景況感調査とは、「今の景気はどうですか」と、国内の各企業のトップにアンケートをし、その結果をまとめた数値のことです。各企業の状況をまとめる事で、その業界や、国全体の景気動向を把握する事が出来るのですね。各国の景況感調査は、国によって名前も調査する機関も違ってきます。

・日本の景況感調査
名前 : 「日銀短観」
調査機関: 「日本銀行」

・アメリカの景況感調査
名前 : 「ISM製造業景気指数」
調査機関: 「全米供給管理協会(ISM)」

・ドイツの景況感調査
名前 : 「Ifo景気指数」
調査機関: 「Ifo経済研究所」

・イギリスの景況感調査
名前 : 「CIPS製造業指数」
調査機関: 「イギリス購買部協会(CIPS)」

FXの基礎 物価とFXの関係

FXをする上で重要な経済指標。最後は「物価」です。物価というのは、その名の示す通り、物の値段を表す数字のことを言います。どこの国でも、必ず輸入と輸出がありますので、同じものを国内で販売するのであれば、企業は安い所から物を調達し、国内で売る事を考えます。例えば、日本で生産したカバンは原価が1万円。中国で生産したカバンは原価が2000円。物としてはどちらも同じ。こういう状況であれば、どの企業もまずは中国から輸入して国内で販売しようと考えるでしょう。つまり。物価が安い = 外国への輸出が増える =通貨高になるという方式が成り立ちます。こうした物価の状況を確認するには、各国で発表される「消費者物価指数(CPI)」と「生産者物価指数(PPI)」をチェックする事がポイントです。消費者物価指数とは、物が店頭で販売されている価格をまとめた数字です。金額ではなく、指数で表示されていますので、過去からの変化が非常に見やすいのも特徴です。日本の場合は、2000年の平均値を100として、そこからの変化を指数で表しています。生産者物価指数とは、物やサービスが生産される段階での物価を示しています。こちらも同じく、指数で表示されています。日本の場合は、「企業物価指数」という名前で出てますので、ご注意を。どちらも、大体はどの国でも同じ名前で表示されていますから、国際的な競争力はどこの国が強いのかを、数字でしっかりと把握しておきましょう。

FXの基本 アメリカドルの特徴

アメリカのドルがFXをする上で一番基本的な通貨だと言う事は説明したと思います。ドルの特徴として一番大きいのは、やはりその取引量の多さでしょう。世界の取引の9割近くがドル関係と言われています。これは投資だけではなく、貿易の決済でもドルが使われる事が大半ですのでその分もドルの強さに拍車をかけているのですね。こういった世界の中心になる通貨の事を「基軸通貨」と言います。基軸通貨の動きというのは、(クロス取引の関係もあって)常に世界の注目を浴びます。そのためアメリカドルはアメリカでのテロや選挙、収支は世界に大きな影響を与えます。ので動きには常に注意が必要です。とはいえ、日本円のように企業や団体が市場を操作するには大きすぎる市場規模なので大きく変動しすぎる事が無いのはFXをする上でドルの非常に心強い点です。この安定感は非常に心強いのですが一方でやはり大きく通貨が上がる事はそうは無い、とも考えられるのが若干気になる点でしょう。FXでスワップポイント(金利)を期待するのなら心強いかもしれません。スワップポイントとは簡単に言うと貯金している場合の利子のようなものなのでやはり現状で日本より金利が大きく、安定感のあるドルを利用するのは無難な選択になる場合が多いのではないでしょうか。

FXの基本 ユーロ

FXをする上で覚えておくべき通貨、世界最強のドルに対抗できる唯一の通貨が、やはりユーロです。ヨーロッパ全域をカバーしているため、取引量はドルについで第二位です。ユーロとはEUがヨーロッパで新しく使い始めた通貨で今まではばらばらだったヨーロッパ各国の通貨を統一した物です。当然ですがこれはEUに加盟している国家で使われているもので非加盟の国では今まで通りの通貨が使われています。アメリカでは、ここ数年、戦争や政治不安から「ドルだけではなく、ユーロも使おう」という動きが世界的にも出てきていますので、今後も世界の第二位として力を強めていくのは間違いありません。ユーロの加盟国の中央銀行は、ドイツのブンデスバンクが中心となって動いています。ユーロの特徴としては、以下のようなものがあります。

・インフレへの対応が早い。
・ユーロ圏全域で、通貨の安定が期待されているため、安心感が強い事もポイントです。
・経済指標などの影響力で言えば、ユーロ全域のものと同様に、最大の経済大国ドイツの指標も影響が大きくなります。

ドルとユーロでのFXも以前に説明しましたが、これはやはり2強であるこの二つの組み合わせの安心感からでもあるのです。また、ユーロも日本に比べれば金利的にも有利なのでスワップポイントの点でも有利でしょう。

FXの基本 日本円

ドル、ユーロに次いで三番目に強いのが、日本円です。FXをするしないにかかわらず日本人なら誰でも知っている通貨。円は金利が安いため、投資の面で言えば、基本的には「円を売って、他の国の通貨を買う」という動きが活発です。こうすると円安へ動いていくようにも見えますが、実は逆の要素も働いています。それが、貿易です。日本は輸出の強い国ですから、日本で作った製品を海外へ売り、海外の通貨を受け取って日本円に換金します。このため、外貨を売って日本円を買うという取引が、ビジネス上必要となるため常に日本中で起こっています。日本円を買うという事は、つまり「円高・外貨安」という動きになります。投資の面では円安へ。貿易の面では円高へ。円に働く力は、基本的にこの二つとなります。世界的に景気がよくなると、物を買う量が増えますので、当然日本の製品を買う外国も増えてきます。こういった理由から、「世界的な景気上昇 = 日本の円買い(円高)」という方式がある程度は成り立っているようです。また、日本銀行は円の急激な値動き(円安・円高)を嫌い、積極的に介入して円の安定を図る事で有名ですので、日銀の動きも注意してみておく必要があるでしょう。

FXの基本 ポンド

世界で四番目の取引量を誇るのが、イギリスのポンドです。ポンドの特徴で一番有名なものは、やはりその「値動きの激しさ」です。貿易のように安定した交換が少なく、投資目的での取引が多いため、どうしても値動きが激しくなるのですね。(FXに自信のある方であれば、ポンドでの取引で一気に成功できる可能性もあるでしょう)先進国の中では、金利も高いですから外貨預金などでもよく買われている通貨でもあります。また、ポンドの特徴としては「ユーロに参加していない」という点があります。これがいつまでも続くかと言われると微妙なところでしょう。将来的にはポンドがユーロに参加する可能性も十分にありますので、今後、ユーロの動きに影響を与えそうな通貨の一つといえます。特に今のところは統合される予定は無いようですが、可能性としてある以上はユーロとポンドのどちらかが気になるのなら両方のデータは見ておく必要があるかもしれません。ちなみにイギリスはスイスのようにEUに加盟していないわけではなく加盟していながらユーロ導入をしていない国家なのでユーロの導入が始まる事は非現実的な事ではありません。どちらにせよ、FXを初めてするのならいきなりポンドでするよりはドル円などで練習してからのほうが良いのではないでしょうか?

FXの基本 その他の通貨

アメリカドルやユーロ、そして日本円以外にもさまざまな通貨をFXで運用する事ができます。それぞれの国の場所、政治などの影響を受けてそれぞれがバラバラな特徴を持っています。今の投資の状況を見極めながら、こういった少しマニアックな通貨の取引をする事も、リスクヘッジの一つと言えるかも知れません。安定している通貨よりハイリスクハイリターンになるのもこういった通貨の楽しみの一つと言えるのではないでしょうか。

オーストラリアドル(AUD)
・先進国の中でもかなり高い金利を誇る
・原油や貴金属といった商品市場の動きに影響されやすい

ニュージーランドドル(NZD)
・オーストラリアドルの動きに追随する傾向がある
・流通量があまり多くないため、何かのニュースがあると値動きが激しくなる

カナダドル(CAD)
・アメリカに近い場所にあるため、アメリカの景気動向などの影響を受け易い
・原油市場の動きと相関関係が高い

スイスフラン(CHF)
・有事の際の非難通貨。(他国の影響を受けにくい)
・金利が非常に低い

中国 人民元(CNY/RMB)
・アジアの通貨に強い影響力を持っている
・管理相場制度であるため、基本的に自由な取引が出来ない

こうしてみてみると、アメリカドルやユーロが高くなる条件で下がる国やその逆だったりする国などさまざまで状況に応じてどう動けばいいのかも見えてくるのではないでしょうか?これらの通貨がわかるようになればFXはさらに複雑で楽しいものとなるのではないでしょうか。

FXの基本 レバレッジ

FXの魅力の一つが、大きなレバレッジです。例えば10万円しか現金を入れていない状態でも、レバレッジが効きますので、取引としては、200万から300万近い金額の投資が出来てしまいます。取引の金額が大きくなる分、利益を稼ぎ易くもなりますが、失敗した時の損失の膨らみ方も大きくなってしまう、これがレバレッジの一つの特徴です。よって投資をする際には、資金管理は絶対に必要です。特にFXのようにレバレッジの大きい取引の場合は、「自分の投資した金額は幾らか、そしてレバレッジがどれだけ効いているのか」を常に意識するようにしましょう。例えば。あなたが10万円を口座に入れて、レバレッジ20倍の投資をしたとしましょう。この場合、ドルが1円動いただけでも、日本円にすれば2万円近い金額が動くのです。10万円投資して2万円の利益が出れば、これほど利益率の高い取引はありませんから、十分でしょう。しかし。もし判断を誤ってしまい、2万円の損失が出た場合、10万円を預けて、2万円の損失を出している訳ですから損失は20%にもなります。これをきちんと意識しておく事が大切です。「FXではレバレッジを効かせて、200万円の取引をしているんだから、2万円の損失くらい…」と思っていると、実際のところは、預けた現金10万円の内の2万円が損失という形になりますから、結構なリスクになります。レバレッジを効かせた金額を基準に物を考えていると、実際に預けている金額を忘れてしまう事は非常に危険です。一番怖いのはこのパターンです。FX投資をする場合は、必ず「元々投資した金額に対して、どの程度の利益、損失が出ているのか」を意識する事が大切です。「たかが1円しか動いていないんだから…」とは考えず、きちんと、元の資金に対しての損益を計算する。これがFXの資金管理の第一歩ですので、しっかりと見つめて下さい。

FXの基本 利益と勝率

さて、資金管理で次に大切な事は「勝率が重要なのではない」という事です。例えばちょっと利益が出た時点ですぐに利益確定をして、少しずつ稼ぐという方法があります。これは安定した収益を出すのにはうってつけの方法ですが一つ注意する点があります。それは、「損失もちょっと出た時点で確定する」という事です。人間、今でている利益は早めに確定させたいと思います。今でている損失は「もう少し待てば何とかなるだろう」というような事を思ってしまいがちなんですね。実はこれが一番危険な投資法です。よく考えてみればわかるでしょう。例えば、10回投資をして9勝1敗だったとします。勝率は90%、本当に優れたトレーダーのように「見えます」。しかし、その9回の勝ちが、1回あたり3000円分しか利益が出ていなくて、1回の負けで、1回当たり3万円の損失を出していたとしたら…。トータルでは、マイナス3000円です。勝率90%なのに、損益はマイナス。こんな事が、投資の世界では起きてしまいます。この原因は、「損失をずるずると引きずって大きくしてしまった事」これに尽きます。資金管理で大切なのは、勝つ確率ではなく、1回当たりの利益と損失、そしてトータルでどうなるのか、という意識です。勝っている時ほど、「早めに確定したいな」という想いが出てきますが、それを抑えて冷静に考えましょう。もっと利益を出せるならもう少し待つべきです。また、負けている時ほど、「もう少し待てばきっと取り戻せる」という想いが出てきますが、それを抑えてこれ以上損失が膨らまないように、早めに確定してしまう。自分の気持ちを抑える事はとても難しいですけれど、実は投資の世界で勝っている人は、誰もが実践している事なのです。ちょっと大変な事かも知れませんが、常に勝率ではなく全体の利益を考えながら、自分の「もうちょっと…」という気持ちを抑えて冷静に投資をしましょう。

FXの基本 FXで確実に結果を出すために

FXのみみならず投資で成功するためには「自分のルールを決めて、それを守る」という事です。人は誰しも、勝っている時は「早めにこの利益を確定させたい。少しの値動きでドキドキするのは辛い」と思い、負けている時は「認めたくない。もう少し待てば、きっと値段が戻ってきて利益が出る」と思ってしまいがちなものです。しかし、投資で成功するには、この逆の発想をする事が大切です。つまり、利益をなるべく伸ばし、損失はなるべく早く切る。出来そうで出来ない、難しいポイントですけれど。これをしっかりと実践するための一番の方法。それが、「自分のルールを決めて、それを守る」という方法です。要は、あらかじめ取引をする前から、「利益がこれだけ出たら絶対に確定する。損失がこれだけ出たら絶対に損切りする」というルールを自分なりに設けておきましょう。そして、実際に取引をしたら、必ずこれを守ります。ついついルールを決めてしまっていても「いや、この流れならきっと値段が上がる」と思ってルールを破るのはNGです。市場が良い雰囲気であっても、損切りの基準をオーバーしていたら、損切りをする。利益確定の基準を超えていたら、必ず利益確定をする。厳しい基準のように聞こえるかもしれませんが、投資の上では鉄則中の鉄則です。自分の欲望に負けないよう、ちゃんとルール作りをしておきましょう。

FXの基本 FXの指値注文

どうしても優柔不断でルールを守れない。そんな方にお勧めなのは、「指値注文」です。これは、取引を開始する時にあらかじめ「○円で利益確定、×円で損切り」と指定しておく方法ですね。これを設定しておきますと、自分がその時間に取引をしていなくても、自動で利益確定または損切りをパソコンがしてくれます。こうしておくと自分の気持ちや欲を意識せずに、自動でルールを守る売買が出来ますよね。株式投資にも指値注文はありますが、FXの場合はもっと便利な注文方法があります。「かくかくしかじかのようになったら、幾らの注文を出す」というような、条件設定をつけた注文方法が、どこの会社にも大抵は用意されています。これを利用すれば、結構複雑な条件でも簡単に設定できてしまいます。まずは「自分のルールを作る。それを守る」と書いて記すのは簡単ですが実際に実行するのは難しいでしょう。ですがこれが遠回りのようで近道なのです。そして、FXで勝つためにはこの指値注文はとても使い勝手の良いシステムなので率先して利用するようにすると良いでしょう。FXのメリットはレバレッジ以外にもパソコン経由でいつでもできると言う点に加えこのような自動化するシステムまであるのです。

FXの基本 外国為替とは

FXに関する基本的な用語を解説していきましょう
なんとなくイメージではわかっていても、「なんとなく」になっていませんか?この「外国為替」というのは辞書で調べますと「通貨を異にする国際間の貸借関係を、現金の送付によらず債権(主に為替手形)の譲渡により振替決済する手段」とあります。少し詳しくみていきましょう。そもそも、通貨は国によってまちまちです。アメリカではドル、ヨーロッパではユーロ、日本では円。投資に関係なく、例えば海外旅行をするときにでも、ドルやユーロは必要になります。こうした、投資に限らずに「通貨を交換(両替)すること」を「外国為替取引」といいます。その時、交換にはレートがあります。1ドル110円、というような比率です言われているものです。これを決めている市場の事を「外国為替市場」と言います。この為替レートは、どこかの組織の誰かが決めているのではなくて、実際に世界で必要とされている通貨の量によって決まります。(かつての日本のような固定の国もありますが、それは別と考えておきましょう。)「ドルが大量にほしい」という方が増えれば、ドルが買われ、ドルの価値があがります。これによってドルのレートが変動します。こういう理由から、通貨レートというのは、月曜から金曜まで24時間フル稼働で動き続けます。FX投資が24時間出来るのも、市場が24時間開いているからです。

FXの基本 円安・円高とは

FXをする上でも出てくる「円高」と「円安」とはなんでしょうか。今日の為替市場では、1ドルが110円だったとします。明日、1ドルが112円になりました。これは、110円→112円になっているので、「円高」ではなく、「円安ドル高」です。逆に、1ドル110円→108円になったら、これは「円高 ドル安」です。そう。普段の生活で使う「高い」「安い」とは、言い回しが逆になります。これは「交換」という考え方をすれば、少しはわかりやすくなります。例えば。先月は1ドル100円だったので、100円を払えば1ドルをもらえました。しかし、今月は1ドルが90円になっていたとします。すると、1ドルを手に入れるのに、90円でよくなりますから、10円の得です。つまり、円がドルに対して強くなっている(円がお得になっている)という状態です。「円が強くなる = 円の価値が上がる」という事です。「価値が上がる」。だから、「高い」「高くなる」「円高」という表現を使います。逆に1ドル100円から120円になっていたとしたら、今までより余分に20円も払わないとドルを売ってもらえない。つまり、円が弱くなり、価値が下がっています。ですから、これを「円安」と呼びます。感覚的にはなかなか難しいですが、勘違いしているとFXをしていてもミスをしてしまう可能性もありますし、非常に不便ですのでしっかりと確認しておきましょう。

FXの基本 クロス円とは

FXをしていてよく聞く言葉にクロス円と言うものがあります。円高や円安は学校でも習う言葉で馴染みがあるかもしれませんが、それらとちがいこちらは聞きなれない言葉だと思います。ではこのクロス円とはなんなのでしょうか?クロス円とは、一言でいうとドル以外の通貨と日本円で取引をしているのに、ドルが仲介に入っているという状態のことです。為替取引の世界では、ドルのシェアがあまりにも大きく、他の通貨のシェアが全くドルに勝てない状態です。こういう市場の中で、例えばドルとポンドの大口の取引をしようと思うと、円とポンドを直接交換するのではなくて、一旦、円をドルに交換し、そのドルをポンドと交換します。こうして、ポンドと円の取引なのに、ドルが間に入ってきます。ドル以外の通貨同士で取引をする場合は、大抵、間にドルが入ります。(それくらい、ドルの力が強いんです)もちろんこれはFXでの取引でも同じです。もしかしたら、用語が出てくるだけで普段はあまり意識する事は無いかも知れませんが知識の一つとして覚えておきましょう。つまり「クロス円取引」という言葉が出てきたら、「ドル以外の通貨と取引すること。そして、間にドルが入っていること」と覚えておいてください。

FXの基本 経常取引とは

経常取引と言う言葉をご存知でしょうか。FXをしていてもあまり馴染みの無い言葉かもしれませんが、知っておいて損は無いでしょう。日本の企業が国内で生産し、海外へ輸出したものは基本的に外貨で代金を受け取ります。その代金を、外貨のままで持っていると、日本国内では使えません。そこで、外貨を日本円に交換する必要が出てきます。こうした、実際の物の動きが原因になる為替取引の事を「貿易取引」と言います。また、輸出するのは、形のある物だけではありません。保険や運輸のように、サービスの輸出というのもあります。この、物の輸出とサービスの輸出をあわせて「経常取引」といいます。こうした経常取引の一番のポイント。それは、「売り切り」「買いきり」の取引で、反対売買が行われないという点です。少しわかりにくいので解説をします。例えば。FXのように投資目的で為替取引を行う場合は、円を売ってドルを買うと、その後に必ず反対の取引(ドルを売って円を買い戻す)という取引が発生します。(買ったきりで売らなければ、いつまでも利益が確定できませんから)これはつまり、「買った物を売る」という取引であるため、外貨の総量としては変わりません。「売り」と「買い」が両方行われるわけですから、相場への影響力というのは、長期的に見ると実はあまり大きくはない、と言う事です。しかし逆に、経常取引の場合、「ドルを売って円を買う」という取引をすると、それっきり反対の取引はしません。つまり、輸出の多い日本の場合、常に「ドルを売って円を買う」という取引が、発生し続けてしまいます。為替取引全体を見ると、「経常取引」で交換される金額の割合は全体の数%と言われていますが、それでも市場全体に大きな影響を与えます。それは、「買ったきり」「売ったきり」で反対の売買が行われない事が原因なのです。為替の動きに大きな影響を与える「経常取引」。常に、この国の輸出と輸入のどちらが多いのかは気にして見ておく必要があるのです。

FXの基礎 資本取引とは

FXをするのなら経常取引と同じく知っておいてほしい言葉が「資本取引」です。これもまたFXをしていても馴染みが少ない言葉かもしれません。これは、海外の株や債権などへ投資する時に必要な為替取引です。貿易のように実際に物が動くわけではありませんが、サービスを買うという意味で、実需のひとつとして見られています。日本では、金利が非常に低いため、海外の外国債への投資が進んでおり自然にこの「資本取引」が多くなっています。これは何も日本からお金が外へ出て行くだけではなく、その逆もあります。日本の景気がよくなってくると、外国の投資家が日本の株などに投資を始めます。すると、海外から日本へとお金が入ってくる事になります。最近は日本株の外国人保有比率が高くなっていますので、相当な外国資金が日本に入ってきているという事です。これも資本取引の一つです。資本取引の特徴としては、金利や景気が少しでも変わると、一気に大きな資金が移動していくという点です。しかも、インターネットで注文ボタンを押すだけで資金を移動できますから、動きも非常に速いものばかりです。例えば日本やアメリカで金利が変動しますと、大口の取引が殺到し、資本取引分の金額が一気に他の国へと動いていく事があります。基本的には大きなニュースで動いていくケースが多いですから、日々の金利や景気のニュースをじっくりと眺めることで、この資本取引のある程度の動きは見えてくる事でしょう。日々のニュース確認はとても重要な事ですので、確実にチェックするようにしましょう。

FXの基本 投機取引とは

FXをしていれば投機取引という言葉のほうが良く聞かれるかもしれません。と言うよりも、じつはFXが投機取引とも言えるのですが。投機取引というのは、物やサービスなどを買うのではなく、単純に投資の利益を求めて投資される取引のことです。海外との輸出・輸入などは一切発生せずに単純に「ポンドの値動きが激しいので、ポンドの取引で設けよう」というような、利益目的の投資の事を「投機取引」とまとめて呼びます。参加者は、個人の投資家から大口の機関投資家まで様々です。この投機取引の特徴としては、「長く続かないこと」が上げられます。イメージ的には、株のデイトレードに近いもので、金額としては大きいのですが、「ずっと持ち続ける」という事が少ないので「買った数時間後に売る」という事が頻繁に起こります。買ったものを即時に売りますから、市場全体で見ると、通貨の量は大幅に増減しません。つまり、長期的なトレンド作りなどには、あまり大きな影響を与えません。ただし、非常に短期的なところを見ますと一つのニュースが出るだけで、この投機取引が大量に出てきますので為替のレートが活発に動く事もよくあります。私達のFX投資も、この「投機取引」の一つです。これらの特徴として、「長いトレンドは続かない」という事を念頭において取引をするように心がけましょう。

FXの基本 インターバンクとは

インターバンク取引とは、金融機関や証券会社だけが取引できる取引の事を言います。もともとは銀行間での取引だけだったのですが外為法が改正されて以降、銀行以外にも証券会社などのほかの金融機関も参入するようになったのです。日本ではコール市場、手形売買市場などがあり、短資会社が仲介する。アメリカではFF(フェドファンド)市場がインターバンク市場と言えるでしょう。ここで取引されるレートの事を、インターバンクレートと言います。通常、「円相場」といわれる為替レートは、このインターバンクレートの事を指しています。また、世界中の銀行の間で取引される、このインターバンクの取引をまとめて「インターバンク市場」とも言います。インターバンク市場は、世界のあらゆる金融機関で取引されていますから、日本時間で言えば、月曜の朝から土曜の朝まで開いている世界最大級の市場です。一般的には、為替取引の取次ぎ企業は、このインターバンクレートに一定の手数料(スプレッド)をのせたレートで取引を行います。スプレッドが安い程、トレードの際にかかるコストが低くなりますので、各社ともスプレッドを下げるための価格競争をしています。

FXの基本 本番の前の練習

いきなりFXをするのは不安と言う方も多いのではないでしょうか?そこでインターネット上でヴァーチャルFXをする事ができます。しかも最近は非常に手の凝ったものが多くほぼ同条件で、なおかつ現在の市場の状況を反映してくれるので練習したときの感覚をそのまま本番でのFXにいかす事ができるでしょう。また、中にはプレゼントキャンペーンや初回無料のようなサービスをしているところもあります。もちろんですが、実際に運用するときと同じ会社でシュミレーションが用意されているのならそれを利用するべきでしょう。ただ、あまりゲームのほうをやり込んでしまって、シュミレーションプログラムの癖まで覚えてしまうとさすがに実際の取引では通用しないので程々にしておいたほうが良いと思います。株などもそうですが実際に練習のゲーム(シュミレーション)では勝てるのに現実では勝てない方もいます。そう言ったときは、なぜ失敗したのかをよく考える事が重要です。(多いのはゲームでは冷静にできたのに、実際に運用すると市場に流されてついつい負け込んでしまうと言った事です。)市場の動きなどを感覚的に覚えるためにもシュミレーションをうまく利用して確実に成果をだしていけるといいですね。

FXの基本 スプレッドとは

FXをする上で忘れてはならない言葉がスプレッドです。スプレッドとは買値と売値の価格差をいいます。例えば買値115.05、売値115.00と提示されれば、スプレッドは5銭となります。まとめて言えば、同じものを売ったときと買ったときの値段だと当然売った時のほうが安くなるので、その時の値段の差をスプレッドと呼んでいるんです。銀行で外貨預金をする場合、TTS・TTBというレートで外貨交換されます。例えば仲値が115円とした場合、TTS(円を外貨にかえるときの取引金額)は116円(仲値+1円)、TTB(外貨を円にかえるときの取引金額)は114円(仲値-1円)です。 この時のスプレッドは2円となります。外国為替証拠金(FX)の場合では、銀行同士が行う取引とあまり変わらないスプレッドで取引が行えます。 これは、非常に魅力的です。この取引は証拠金を担保として預けるため信用力を必要としません。 支払い不能になる危険性が極めて少ないからです。5~10ポイント(銭)のスプレッドは、格付けの低い銀行のスプレッドと同等の取引が可能になります。 この取引は、証拠金を預け入れることにより、銀行間取引と同等の環境で取引できる魅力があるのです。

FXの基本 リスクを減らすための機能

指値注文と混同する事もあるのですが、FXにはストップロスオーダーと言う機能があります。これは為替レートが自分の不利なほうに変化し、損失が出てきたときに、それ以上の損失を避けるためにポジションを決済する注文です。例えば1ドル=100円のときにドルを買った場合を考えてみましょう。いくらその後ドルが上がるという計算の元に買ったとしても、相場はその通りに変動するとは限らないもので、もしかしたら自分の眠っている間に一気にドルが急落する可能性もないわけではありません。そこで、あらかじめ自分がどこまでなら損失を出してもいいか、というボーダーラインを設けるのが、ストップロスオーダーの考え方なのです。たとえば1ドル=98円よりもレートが下がって損失を出すのはどうしても避けたいという場合は、「1ドル=98円」であらかじめストップオーダーを出しておき、このレートまでドルが下がったら、自動的に買っていたドルを手放すように設定できます。FXは小額で始められてもハイリスクハイリターンな面があります。FXのリスクを完全になくすことは不可能ですが、このストップオーダーを活用すれば、少なくともリスクを「自分の想定内に抑える」ことが可能になるのです。

FXの基本 ロスカット

FXにはストップロスオーダー以外にも、投資家が損失を抑えるための機能があります。それが「ロスカット」というものです。このFXのロスカットというのは、投資家が取引先の口座の預けている資金が、持っている外貨のポジションに対して一定の水準を下回った場合、つまりその維持率が一定以下になった時、それ以上そのポジションを持つことができなくなるというシステムを言います。つまり、手持ちの資金が一定以下になったら、それ以上投資するのはやめるようにと、自動的にストップが掛かるのです。手持ちの資金の十倍以上の取引が可能となるFXでは、理論上、損害額が手持ちの資金を上回り、マイナスとなってしまうということが起こりえるのですが、このロスカットの仕組みがあるおかげで、こうした事態を避けることができるのです。ロスカットがかかったとき、それ以上取引を続けるためには、新たに口座へ資金を入金しなくてはなりません。もし追加の入金がされなければ、そのまま今持っているポジションは反対売買されてしまいます。一見不便なこの機能ですが、リスクを減らすと言う意味では非常に有用な機能と言えます。とくに、投資や為替などの初心者ならリスクを無視して際限なく損失を拡大してしまう可能性があるでしょう。またFXはこの機能によって最悪でも資金が0にはなってもマイナスにならずにすむのです。

FXの基本 マージンコール

FXの機能でロスカットと似た発想で生まれたリスク管理システムに、「マージンコール」というものがあります。これは、顧客のもっているポジションに対して取引会社が時価評価を行い、この結果、口座に預けられている資金が、ポジションのマイナス評価分を差し引いたとき、取引に必要な保証金金額の2分の1を下回っているとき、取引会社から顧客にメールでの連絡がされるというものです。このとき、資金の減少が設定されたロスカットレベルに到達している場合もありますので、この場合は追加入金かポジションの縮小を推奨することにもなります。ただし、注意してほしいのはマージンコールのために行う取引会社のチェックは基本的に1日に1度しか行われませんので、急な相場の変動のために大きな損失が出ているときには、連絡が間に合わない場合もあります。こういうときのために、ロスカットによる自動ポジション処分機能が用意されているわけです。FXに慣れている人ならマージンコールやロスカットがかかる前に気がついて売りに走る事のほうが多いとは思います。FXが小額で始められる物とは言っても自分の資産を運用している以上はしっかりとした計画や市場のチェックをして損失を出さないようにしたいものです。

FXの基本 損失をおさえるために

FXには多くのリスクを抑えるための機能がついています。しかし、リスクは絶対に無くなるものではなく、投資をするのならどんなに正確なデータや知識を持っていたとしても負ける事もあるという覚悟が必要でしょう。投資の世界において大きな損失を回避するための鉄則として、「余裕投資」という概念があります。つまり、生活費には決して手をつけず、自由に動かせるお金の範囲内で投資をすべきだという考え方です。特に、基本的に莫大な損失を生むことはない外貨預金と比べて、FXの場合は下手を打つと手持ちの資金が半減してしまう可能性をもはらんだ、ハイリスク・ハイリターンの取引となります。資産のどれだけをFXに投入するかはそれぞれの生活環境によって判断すべきところですが、プロのディーラーの意見によると、投資するのは自由にできる資金のうちの1割程度に抑えておくのが良いなどと言われています。いずれにせよ、いくら綿密に計画を立てても、いつ何時、どのような突発的な事件が起こらないとも限りません。投資に関しては、いくら慎重になっても慎重すぎるということはないでしょう。 とくにFXの場合は小額で始められるからと言ってもやはり資金的に余裕があるときに行うべきでしょう。この余裕投資と言う言葉はFXを含めてすべての投資家にとって鉄則として認知していただきたいものです。

FXの基本 FXの税金

FXの取引の中で得た収入にも税金はかかります。勝った分だけ必ず確定申告をしなくてはなりません。確定申告とは、個人が自分自身の納めるべき年間の税金の額を計算・確定し、税務署へ届けることです。FXでの収入についても、確定申告の対象となります。一般の給与所得者の場合は、年間を通じて20万円を超える利益があった場合には、確定申告をすることになります。税金がつくことについては、FXであっても外貨預金であっても同じことですが、若干FXの方が有利な部分があります。というのも、外貨預金の場合は金利と為替差損の合計で損失が出ているときにも、利子に対しては分離課税が20%かかりますが、これに対してFXの場合は、利子(スワップ金利)と為替の損益を合算して税を計算できます。FXの場合であれば、総合で負けているときには税を払わなくても良いと言うわけです。また、確定申告の際には、経費を控除することができます。例えば外為投資に関する勉強会やセミナーに行ったときの交通費や参加費など、明らかに投資にかかっている経費と考えられる出費については、申告さえすれば控除できます。新聞やパソコンなども投資のための経費と言うことができます。ただし、こちらは新聞やパソコンを100%「投資のためだけに使っている」とは考えにくいので、「このうち○パーセントは投資のために使っている」などと申請すれば、ある程度控除が利くことがあります。

FXの基本 取引会社の選び方

現在、FX取引を行っている業者は多く存在します。取引先を選ぶときにはどのような点に注目すればよいのでしょう。FX取引におけるさまざまなリスクの中でも、最も大きな損失を生む可能性のあるリスクが、「信用リスク」というものです。これは、取引会社または取引会社が使っている銀行が倒産した場合のリスクのことです。これらは、顧客が預けた資金のほとんどが失われる危険をはらんでいます。なぜなら、日本円の普通預金の場合は銀行が倒産した場合にもある程度その預金に対して保障が行われますが、外貨の場合はそれが一切ないからです。また、FXを扱っている取引会社によっては、信託銀行に顧客のお金を預けることで、会社が倒産したときにも顧客のお金が保証されるようにしているところもあります。次に重要なのはサポート体制でしょう。基本的にインターネット経由で取引を行うのでその会社が導入しているサーバの性能はもちろんテレフォンサポートやメールサポートがどのような体制で行われているのか。24時間確実にアクセスできるよう整備されていて、問い合わせにもすぐに対応してくれるのか。と言った点でしょう。ただし、これらの情報は口コミは情報誌を参考にするしか方法はないでしょう。余裕があるのならいくつかためしてみるのも一つの手かもしれません。また、スワップやスプレッド、手数料の点でお得である事も重要です。ただし、FXではお金の取引をするのですからそれらよりも安全や安心を優先したいものです。

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